【英検1級】長文読解攻略法

英検

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長くて難解、英検1級の長文

学習者さん
学習者さん

英検1級の長文問題、分量多すぎだし何言ってるか分かんないよ~!!どうやって対策したらいいのー??

ごま
ごま

1級の長文はさすがに長いし内容も難しいよね。何を使ってどう対策したか、伝えていくね!

今回は1次試験のリーディングセクション、大問2の長文に穴埋めをする問題・大問3の長文を読んで質問に答える問題について、実際に英検1級に合格した時の経験をもとに対策方法を書いていこうと思います!

ちなみに大問1の語彙問題に関してはこちらの記事をご覧くださいね!

はじめに――問題はリニューアル予定

英検1級の試験内容は2024年度第1回からリニューアル予定です

英検HPによると、改定後は要約問題が増えて、語彙問題22問、長文読解7問に減るそうです。しかし、この「要約問題」もある程度の量の英文を読むことに変わりはありません。

私は正直長文読解がニガテなので「長文減るんだ!やったね!」と思ってしまいましたが、要約問題にも読解力は求められます。引き続き、長文を読んで理解する力は大切ですね!

大問2 長文穴埋め問題

英検らしい文章に慣れる

私が「英検難しいな~」と感じるポイントの一つに、トピックがアカデミックなことが挙げられます。

英会話や海外ドラマで「英語楽しい~」と思ってきた私には、社会・経済・環境・歴史などなど英検に頻出の話題はどれも堅苦しくて難しく感じられました。

TOEICの長文ならまだ顧客の状況や会社のプロジェクトなど状況が思い浮かべやすかったのですが、英検は私の背景知識不足もあってなかなか慣れるのに苦戦しました。

そこで、まず英検によく出るテーマに慣れ親しむために、旺文社の「英検1級 文で覚える単熟語」(通称:文単)を使用しました!


【音声アプリ対応】英検1級 文で覚える単熟語 4訂版 (旺文社英検書)

文単(ぶんたん)には、「文化・歴史」「医学・テクノロジー」など、テーマ別に英検1級レベルの英文が収録されています。英検らしい文章を読む練習をしつつ、テーマごとに頻出単語を文脈から学べるので読解力も語彙力も伸ばすことができます

私は読解問題の準備体操みたいな感覚で文単を使っていきました。まずは一通り読み、日本語訳も読んで内容を確認し、車移動の時など時間があるときに文単の音源を聞いて慣れ親しんでいきました。

音源はリスニングの練習にもなるのでおすすめです!

問題演習

大問2は3に比べたらまだ分量が少なく読みやすいのですが、この穴埋め問題を攻略するには「慣れ」も必要かなと感じました。

文単で英検頻出テーマに慣れたら、次は過去問や問題集を使って問題演習をしました

問題演習では前後の内容を意識したり、次の展開を予測しながら読む練習をしていきます。文単である程度「型」に慣れてから問題を解けば、「通説(仮説)があって次に実験があって最後は最初の説がくつがえるパターンかな~」という感じで「英検あるある」の展開に気づけます。個人的にはこれがすごく大事だと思っています!

「あ~この流れね!」と思えれば長文攻略達成の日は近いです。

大問3 長文を読んで質問に答える問題

問題演習

大問3に関しては、過去問や本番形式と同じ問題集を駆使して英検のスタイルにとにかく慣れましょう

全く関係ない長文読解系の学習参考書をやってみたり、精読をしてみたりする方もいるみたいですが、私にはそれは苦痛だな~と思ってやりませんでした!

私がやったのは、旺文社の「過去6回全問題集」と「英検分野別ターゲット英検1級リーディング問題」です。


2024年度版 英検1級 過去6回全問題集(音声DL付) 2024年度版 英検過去6回全問題集シリーズ

英検分野別ターゲット英検1級長文読解問題120 (旺文社英検書)

全問題集は過去問が6回も収録された教材なので、購入して演習することを強くおすすめします!後者のリーディング問題集は私がリーディングに弱すぎて購入したものなので、リーディングがある程度解ける方はわざわざ買わなくても大丈夫だと思っています。

文単みたいな感じで様々な分野の長文が収録されているので、英検スタイルの長文に苦手意識がある方は一通りやっておくと、テーマになりやすい話題やよくある話の展開がつかめて良いと思います!

効率よく解けるスタイルを見つけておく

大問3は2よりもさらにボリュームがあり、慣れるまで解くのに結構時間がかかります。ですが、英検の1次試験は時間内にライティングまで仕上げなければならないので、できるだけライティングにも時間を残したいですよね。

ちなみに私は最後に焦ってライティングをやって書き終わらなかったら…というのが怖すぎたので、「大問1→英作文→大問2・3」という流れで解いていました!

英作文は先にやるか後にやるかの人が多いと思うのですが、私はまずたくさん勉強してきて比較的自信のある語彙で弾みをつけ、英作文を突破し、残りの時間で苦手な長文(最悪分からなかったらあきらめがつくから)という流れにしてみました。

これは完全に人それぞれなので、そういう「全体の流れ」も意識して時間をはかって過去問を一通り解く練習をおすすめします。

リニューアル後は要約問題も加わり、そちらにも時間をかけたいことを考えると、長文が早く解けるに越したことはないです。

おまけ 長文が先か問題が先か

余談ですが長文問題って「先に長文を読む派」と「問題(選択肢)を見てから長文を読む派」がいますよね!みなさんはどっち派ですか??

私は「長文をとりあえず読み始めて、1段落読んだらそれに関する問題かどうか問題を確認する」スタイルでいつも読んでいますw

同じ方がいるか分かりませんが、長文を全部読んでから問題を見ても英検1級ほどの分量だと正直話が覚えてられなくてもう一度情報を探す羽目になってしまいます…

逆に先に問題を見るのは悪くはないのですが、選択肢につられた見方で長文を読んでしまったり、そもそも問題のことが気になって長文自体がすーっと頭に入らなかったりして私には合いませんでした…

1段落(ないし2段落)読んで問題を見ると、程よく読んだあたりのことが聞かれていたりします。英検の問題は私が今まで勉強してきた限りでは長文に出てきた順に質問されていて、長文と問題を交互に確認すれば解けました。

というわけで、長文を読み始めたら最後まで読まないと~なんてことはないので、こういう解き方の人もいるんだなと参考になれば幸いです。

まとめ

英検1級の長文問題を攻略するには、「英検らしいアカデミックな話題に慣れる」「問題演習を繰り返して出題形式に慣れる」を意識して対策するのがおすすめです!

自分に合う解き方を身につけて、あまり時間をかけずに解けるようになるといいですね。

ごま英語はこれからもあなたの英語学習を応援しています!

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